前田はんきち個展 EATING@タンバリンギャラリー 終わりました


6日間という短い期間でしたが、いろんな方にお越しいただき楽しいひとときでした。今回5年ぶりに個展を開こうと思ったのはずっと「個展やらないとダメになる」と思っていたからです。思い込み以外の何物でもないのですが、さっさとやらないといけないと思いつつ、けっこう間が開いてしまいました。

自分は自発的に絵を描くタイプではなく、頼まれないと絵を描けないタチなので、今回締め切り(個展初日)だけを決め、そこから自分を追い込んでいくやり方ですすめました。10月半ばで申し込みをし、「まあ年内には作品を20ぐらいつくって〜」と考えていたらありがたいことに仕事が途切れず、一枚も作品をつくれない状態で年内終了、年が明けてもまだまだ仕事終わらず..かなり精神的に追い込まれました。プレゼン段階でボツになったのですが、1月にひとつアニメーション的な仕事が入ってきた時、新しい仕事での自分の新展開の喜びと同時に、正直「これが通ったら個展何もできずに終わるな」と絶望するという複雑な気持ちでを味わったりもしていました。



「個展なんてお金のムダ」と考える売れっ子イラストレーターもいると聞きます。確かにお金いっぱいかかるし、その間仕事入れて稼いでいた方がいいというのも納得なのですが、やらないとわからないことも多いこの世の中、このタイミングでTRYしておいて自分はよかったと思っております。また次回2年後あたりに個展できればと思います。その時はまたどうぞよろしくお願いします。

「EATING」展の作品はこちらにアップしました。

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